ブドウ糖とケトン体

f:id:takeyublog:20211221211607p:plain

この本でエネルギー生産について勉強です。

 

体のエネルギー源はブドウ糖とケトン体なんだけど、現代の食生活は炭水化物が中心の食生活のためブドウ糖が主なエネルギー源となっている。そしてそのブドウ糖を使い果たすときにエネルギー源になるのがケトン体ということです。

結論としては、エネルギー源はブドウ糖を摂らなくてもケトン体があるということです。

まとめると、エネルギーはすべてクエン酸回路で生産され、そのエネルギーとなる純が次の順です。

  1. 血液中のブドウ糖(主に炭水化物由来)
  2. 肝臓に蓄えられているグリコーゲンを分解したブドウ糖
  3. 筋肉などに含まれるたんぱく質を分解したブドウ糖
  4. 脂肪酸を分解したケトン体

上記の順で1.と2.は3~4時間しか持ちません。

夜8時に食事をしたとすると、朝6時までは、3.のブドウ糖をエネルギー源にしていると考えられるそうです。

また、ブドウ糖となるグリコーゲンは、食事をしないとほぼ1日で枯渇してしまいますが、にんげんは数日食事をとらなくても死ぬことはありません。

こうしたことから考えると、ブドウ糖が脳の唯一のエネルギー源というのは違うようでブドウ糖がなくなればケトン体をエネルギー源として活用しているようです。

 

私が生活の中で取り入れている16時間断食なんかはケトン体が多い状態になっているのかもしれませんね。

そして、このケトン体は脂肪酸を分解してできるということはダイエット効果も十分にあるということなんだと思います。

 

炭水化物が中心の生活をしていると糖尿病に結びつくのも納得です。

そしてこの糖には中毒性があります。ここが怖いところで、過剰な糖の摂取によりインスリンが大量に分泌されて体に悪影響を及ぼします。

 

食事をケトン食に切り替えて、楽しく豊かになりましょう!

 

2度目読みましたがなかなか勉強になりました。

この分野については、楽しいので今後もっと勉強していきたいですね。

 

読んでいただきましてありがとうございました。